7月22日(金)はあいにくの雨でしたが、蒔田ひろば、六ツ川ひろばのスタッフ(大人17人、子ども12人)合計29人で横浜市民防災センターへ行ってきました。
防災センターがリニューアルしたことと、前回の市民防災センターでの体験から3年がたち、もう一度、子連れで災害にあったときはどうするか、ひろばで災害が起こったら何ができる?を再確認しひろばでの防災訓練と災害への備えに繋げようと研修として体験してきました。
●地震シミュレーター
目の前の大きなスクリーンに地震の様子を映し出し、実際に起きた地震の模擬体験ができます。揺れ方があまりにもリアルで、泣いてしまうお子さんも…。
大人たちも地震シミュレーターから出てきた後もしばらく足元がフラフラしていました。
●火災シミュレーター
消火器体験&煙体験です。
実際に火災が起こった時の初期の対応の仕方や消火器の使い方を体験しました。
煙体験は火災時の避難ということで暗い中、煙の充満した部屋から身を低くして脱出する体験をしました。
●減災トレーニングルーム
「地震から火災発生」と「風水害」での避難行動の2つにグループを分け、1パターンづつ、体験しました。
室内は一般家庭をそのまま再現していました。大人はおろおろ、小学生はテキパキとした行動が対照的でした。
グループ1、地震から火災発生の体験
テレビから緊急地震速報が流れ地震に遭遇したとの設定。

スタッフ(K)より:限られた情報から次に起こるであろう災害の予測を立ててすぐさま適切に判断し、行動することが求まられるなぁと感じました。大勢で行動しているとき、皆がパニックになっているとき「カーテンを閉めてー!」や「マスクをしてー!」など声を上げてくれる人がいるとどんなに心強いかと感じました。
グループ2、風水害、豪雨から避難までの体験
テレビから気象情報、避難情報が流れ、いつどこに避難するかの訓練

スタッフ(I)より:大雨による災害は時に早め早めの対応が大切であると感じました。「どうしよう?」と迷っている間にあっという間に、玄関から水が侵入してしまい逃げられない状態になっていました。
●災害シアター
もし大きな災害が今起こったらどうなるか、街の様子はどうなるか?
想定される事はどんなことか、どんどん映像が映し出されました。
<参加したスタッフより>
●東日本大震災の時も沢山の経験をしたはずなのに、自分がその体験をあまり生かしていないなと再確認しました。災害が起きてしまう前に備えておくことがとても大切であること、身を守る以外にも避難した後に起こる様々なことも想定しておく必要があるなど改めて感じました。(I)
●横浜ではどのような災害が起こるのか、家にいたら?電車に乗っていたら?と考えさせられました。前回子どもと参加したときは防災センターでの体験を怖がっていたのですが、今回は小学生になり、学校で避難訓練を行っていることもあり、私よりも落ち着いていました。こういった体験は一度だけではなく何度も行うことで万が一の時の行動につながると思いました。親子で参加でき、とても良い経験でした(S)
●防災センターの職員の方から、「子どもを守りたいのは分かるが、まずは自分が無事でいないと守ってあげられない」という言葉がすごく胸に刺さりました。臨機応変に何が子どもにとって一番なのかということをしっかり考えて行きたいです。(U)
●色々な体験ができて感じたこと、考えさせられたことがあった。いざというときに日頃から心がけていく事は必要だと思った(H)